Vol.362 自分の成長をわかりやすく感じてもらえる仕掛け

配信日:2020年10月21日

 

実は、以前より社会保険労務士の寺内正樹さんと
人材採用、育成、定着をテーマとしたメールセミナーを発行
しているのですが、今回このメルマガでもシェアします。

 

コロナにより人材採用の環境も様変わりしてしまいましたが、
企業として、より良い人材を獲得し、その人材がさらに成長し、
自社で長く活躍してもらいたいと考えるのは、どんな状況でも
変わりません。

 

私は、財務面、つまり企業のおカネの面を専門としていますが、
経営の3要素はヒト、モノ、カネというように、ヒトの面も
重要なテーマとして、経営改善の課題となります。

 

大企業に比べ中小企業はどうしても人材面で苦労します。
ぜひ、このメールセミナーをお読みいただき、解決のヒントを
得て頂けたら幸いです。

 

著者は、社労士の寺内さんとコミュニケーションアドバイザーの
森優子さんのお二人です。
私は、裏方に回り編集と配信を行っています。

 

人に恵まれる会社になるためのメールセミナー
http://www.hitomegu.jp/

 

先日、YouTubeでも寺内さんと対談して、
「自分の成長をわかりやすく感じてもらえる仕掛け」と
「育成効果を倍増させる3つの仕組み」について、
寺内さんに話して頂いています。

 

ぜひ、こちらの動画もご覧ください。

 

・人材育成効果を倍増させる3つの仕組み
https://youtu.be/li_zvF3jj0g

・自分の成長をわかりやすく感じてもらえる仕掛け
https://youtu.be/QJJGNPMQKH8

 

今回は、上記のうち、
「自分の成長をわかりやすく感じてもらえる仕掛け」
について、こちらでご紹介します。

 

以下、寺内さんの記事をそのまま転記します。

 

部下のモチベーションアップのために必要な要素のひとつ
として「自分の成長を感じてもらう」というものがあります。

 

やはり昇給などの待遇だけではもの足りない、お金は大事
であるけれども、昇給しても、すぐにそれが当たり前に
なってしまう、だからこそ、「成長」というやりがい、
生きがいの部分を満たしてあげてほしいのです。

 

ですが、上司側が一方的に成長できる環境を整え、
成長していることを感じていても本人自身が「自分は成長
している」と感じられなければモチベーションには
つながっていきません。

 

そこで、成長をわかりやすく感じてもらう仕掛けを考えて
いきます。

 

(1)数字で計測する

まず、わかりやすさということで言えば、数字ほど、
はっきりするものはありません。
担当している業務によって、数字の内容は変わりますが、

 

● 売上額
● 利益額
● 顧客獲得数
● 顧客面談数
● 処理時間
● 処理件数

など、仕事上、数字で表せるものは多くあります。

 

ですが、実際のところ、その多くが、そもそも計測されて
いないのです。理由は、簡単で、面倒だからです。

 

ここは、非常に大事なところなので、改めて見直して
いただく必要があります。

 

計測しなければ、変化がわからず、変化がわからなければ、
改善のしようがありません。

 

例えば、顧客ごとに、どのくらいの時間をかけ業務を処理し、
それが結果として、いくらの売上になっているか把握して
いるでしょうか?

 

それに、業務を処理する人の人件費などを考慮すると、
その人の時給以上の利益が上がっているかいないかが
判断できます。

 

トータルで見れば、利益があがっているからこそ会社は
つぶれずに運営し続けていけるわけですが、赤字になって
いる顧客については、何らかの手を打つ必要があります。

 

そうしたことが数字上、改善している過程を本人が把握する
ことで、自分の行動が確かに結果に変化をもたらしている
のだという認識ができるわけです。

 

まずは、しっかりと計測することが大切です。

 

(2)昇給する

昇給だけではモチベーションにつながらないと言って
おきながら、矛盾するように思われるかもしれません。

 

しかし、成長を感じてもらう上で大切なのは、
昇給額ではなく、昇給頻度なのです。

 

昇給が1年に1~2回というケースは多いはずです。
それに加えて、昇給ではないですが、ボーナスが年に
1~3回というイメージだと思います。

 

本人にとってみれば自分自身の給料も数字のひとつです。
成長を感じる要素になります。

 

昇給額が大きくても、変化としては1回の変化に過ぎません。

 

それよりも、変化の回数が多い方が、1回の昇給額が
小さくても、徐々に自分が成長していることをわかりやすく
伝えられます。

 

(3)言語化させる

そして、最後は、自分自身で、自分の変化を言語化させます。

 

つまり、自分で言葉にしてもらうことで、自分自身に
どのような変化が起きたのか理解をしてもらうのです。

 

この時に、単純に自分の成長について言語化してもらっても
良いのですが、マニュアル作成と組み合わせると効果的です。

 

自分の仕事をマニュアルに落とし込む作業は、自分の仕事を
理解していないとできません。

 

それを作る過程で自分自身の仕事を整理し、自分の行なって
きた仕事を振り返ることになります。
そうすると、以前にできなかったことが今はできるように
なっていたり、自分の積み上げてきたスキルや経験を
再確認して変化を感じられます。

 

こうして自分の変化や成長を感じてもらえれば、自分が
仕事をしていることの意義を見つけやすくなり、
モチベーションのアップにもつながっていきます。

 

ぜひご参考としてください。
それでは、宜しくお願いいたします。

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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン
『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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