配信日:2020年9月2日
配信日:2020年9月2日
コロナ禍で銀行や日本政策金融公庫からコロナ対応の融資を
受けた会社は多いと思います。
銀行や信金等の民間金融機関からの融資も
日本政策金融公庫などの政府系金融機関からの融資も
新型コロナウイルス対応の融資制度は要件を満たす
会社は実質無利子となります。
民間金融機関の方は、既に無利子となっていますが、
日本政策金融公庫や商工中金などの政府系金融機関の方は
特別利子補給制度の詳細が出ていなかったのですが、
先週、24日にようやく詳細が公表されました。
特別利子補給制度を利用するためには、要件を満たす
必要があります。
融資を受けている会社には、日本政策金融公庫等から
申請のための資料がそろそろ届いていると思います。
弊社にはもう届いていました。
手続きのための要件が少しややこしい部分があり、
また、手続きの手引きなどの資料もボリュームがあって
なかなか読むのが大変な方も多いのではないかと思い、
動画で解説してみましたので、ぜひ該当の方はご覧ください。
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文章で読むより図を見ながらの動画の方が分かりやすいと
思いますが、以下に申請の流れをざっくり書いておきます。
1.資料が日本政策金融公庫などの公的金融機関から
送られて来ます。
2.それに必要事項を記載して事務局へ返送します。
3.審査を経て、OKであれば、交付決定となり、
3年分の利息相当額の助成金が一括で振り込まれます。
ざっくりいえば、以上の3ステップですが、
申請書の作成や要件を満たすかどうかの判断などが
ちょっとややこしいかもしれません。
自社の業種の判定を確認し、業種ごとに定められた
従業員数の要件から、自社が小規模企業者になるのか
中小企業者になるのかを確認します。
小規模企業者であれば、基準となる月の売上高が
前年同月比、若しくは前々年同月比で15%以上減少していると
利用できます。
中小企業者の場合は、20%以上の減少が要件です。
利子補給は、3年分の利息相当の金額が振り込まれ、
毎月の利払いは、これまで通りです。
繰り上げ返済などがあって、実際に支払った利息額が
利子補給として受け取った金額よりも少ない場合は、
返納して清算します。
以上、ご参考としてください。
それでは、宜しくお願いいたします。
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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン
『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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