Vol.358 リスケで失敗するケースとは

配信日:2020年8月25日

 

今回は、リスケで失敗するケースについてお伝えします。
この失敗は意外と多いのでぜひ注意してください。

 

今回も解説動画がありますので、動画で学びたい方はこちらをご覧ください。
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ここでいう失敗とは、リスケの依頼を失敗して銀行に応じて
もらえないということではなく、リスケの条件を失敗して
しまっているケースのことです。

 

つまり、中途半端なリスケとなってしまっている
ケースのことです。

 

リスケをするにしても、、どのようにするのが良いのか
わからずに、例えば銀行の提案をそのまま受け入れて、
結果的にとても中途半端なリスケになっていることが
多くあります。

 

中途半端なリスケとはどういうものかというと、
例えば、毎月100万円の元金返済をしていた会社が半分の
50万や3分の1程度の30万にするというようなケースです。

 

しっかりと、今後の資金繰りを考えた上で返済額を
50万や30万に設定するのであれば、もちろん良いのですが、
そういったケースは稀です。

 

しかし、中途半端に返済を付けないで、半年や1年間、
返済額をゼロにして資金繰りの心配を最小限にした上で、
経営改善活動に集中して取り組む方が成果を出しやすいと
言えます。

 

そうはいっても、ゼロにするよりいくらか返していた方が
良いのではないか?と思う方もいると思います。

 

もちろん、ゼロよりもいくらか返しているほうが良いです。

 

しかし、多くのケースを見てきて言えることは、
初めてリスケをするときは、中途半端なことはせずに、
はっきりとした行動をする方が成果を出しやすいです。

 

返済額をゼロにしても3分の1にしても半分にしても、
返済条件を緩和しているという事に変わりはありません。

 

半分返していれば新規融資に対応してくれるなんてことは
基本ありません。

 

むしろ、中途半端に返済を付けていることで、資金繰りが
安定せずに改善活動が遅れる方が問題です。

 

一度半分にした後に、さらにゼロにすることはできますが、
そのためには、改めて経営改善計画書を作成して依頼を
しなければならず、手間と苦労が増えます。

 

これまでにたくさんのリスケのご支援をしてきましたが、
初回のリスケはほぼ全てゼロにしています。

 

その方が改善活動に集中できて結果的に立ち直りが
早いからです。

 

その後、改善が進んだ中で、資金繰り状況に応じて返済を
だんだんと増やしていくというのが現実的です。

 

実際そういうケースが多いです。

 

なお、日本政策金融公庫のコロナ対応の融資では、
リスケ中の会社が融資を受けられる傾向として元金返済が
ゼロではなく、いくらか返済している会社の方が対応して
もらえています。

 

しかし、これからリスケを検討する会社はおそらく、
コロナ融資はもう受けた、若しくは断られてしまった
という会社だと思います。

 

したがって、そういう状況であれば、
やはり、リスケをするならば返済額をゼロにすることが
ベターだと思います。

 

以上、ご参考としてください。
それでは、宜しくお願いいたします。

 

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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン
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