Vol.190 3Dプリンター企業視察セミナー

配信日:2013年5月15日

改めて、3Dプリンターについて簡単に解説しますと、3Dプリンターは、
これまでの常識では考えられないようなインパクトをもたらし、実際、
アメリカでは3Dプリンターが急速に普及し始めており、人々の生活を
様々な面から変え始めています。

オバマ大統領も「3Dプリンターは、あらゆるものづくりに革命をもたらす。
新たな産業がアメリカから生まれるに違いない。」とスピーチし、
アメリカの政策の切り札にしようとしています。

このように、アメリカやドイツが国を挙げて力を入れる3Dプリンターを
めぐる国家戦略において、日本は、出遅れている状況にありますが、
政府は、日本の強みである製造業を再生する目玉策として、6月にまとめる
成長戦略に盛り込むとしています。

テレビや新聞、雑誌でも特集が増え、注目度は増すばかりです。

一般的に、何かを作ろうと思ったら、金型を作って、枠組みを作って、
さらにその金型に樹脂や金属などを流し込んで形を作って・・・・・
というように、とても時間も費用も掛かります。

そして、苦労して作ったサンプルが思うような出来でなければ、
また一から金型を作って・・・ということになるので、相当の資金が
必要となるのがこれまでの常識でした。

ところが、3Dプリンターを使うと、パソコンで3Dのデータを作れば、
あとは3Dプリンターが作ってくれるのです。気に食わなければまた、
パソコンで修正して、3Dプリンターで。というように、低コストかつ
短時間で立体物を作ることができるのです。

極端に言えば、思いつくままに20個くらいサンプルを作って、
そこから一番良いものを選ぶということが簡単にできてしまうわけです。
これは、従来の発想では考えられないことです。

1個作るのにコストも時間もかかるのに思いつくまま作るなんてことは
とてもできないからです。

アメリカでは、モノづくりをする人々は「メーカー」と呼ばれ、
「ハッカースペース」と呼ばれる共同の作業工房でモノづくりをする。
そして、そのための資金は「キックスターター」と呼ばれる
資金調達サイトから集めてくる。

このような新しい動きがアメリカでは始まっています。
まさにメーカーズムーブメントが始まりつつあるのです。

そんな夢のような技術の最先端の地、アメリカに渡って、
3Dプリンティング技術を活かした産業の実際の現場を
自分の目で見てみたい。
必ず、日本の企業に対しても大きな影響を与えるはずだ。

私は、そう思うようになりました。

そこで、友人のコンサルタントで、この分野に詳しい
前田健二さんに相談しました。

前田さんは私がとてもお世話になっているコンサルティング会社、
株式会社フィナンシャル・インスティチュートに所属している
コンサルタントで、事業開発やマーケティングのコンサルティングを
しています。

前田さんは、最近の3Dプリンターのアメリカでの動きに早くから注目し、
自ら渡米して現地の3Dプリンター企業を取材していました。

そして、現地での3Dプリンターによる新たな動きを実際に感じ、
本物だと確信したそうです。

前田さんは、私がアメリカで実際に見てくるべき企業をリストアップし、
現地でのコーディネートを申し出てくれました。

こうした縁もあって、アメリカの3Dプリンター企業視察セミナーを
数か月前から企画し始め、秋頃に開催を考えているところです。

そんな中、前田氏が6月19日より再度渡米して3Dプリンター関連の
企業視察をするとのことで、一緒に行かないかとお誘いを受けたのですが、
残念ながら私はどうしても都合が合わず、行くことができません。

ただ、せっかくの機会なので、ご興味のある方をお誘いしてみてはどうか
ということで、急きょ、視察セミナーをプレ開催することとなりました。

下記のページで視察セミナーの詳細をご案内してますので、
この分野に興味のある経営者の方、若しくは、企業を支援している
士業やコンサルタントなどの専門家の方で、本場での動きをぜひとも
見ておきたい!と思われる方、ぜひご覧ください!
※3Dプリンターに関わる無料レポートのご案内もあります。

https://directform.jp/rdr.do?id=7086

案内ページには、3Dプリンターの写真や、3Dプリンターで作られた
ものの写真も掲載していますので、いまいちイメージが湧かないという
方は、ぜひご覧になってみてください!百聞は一見にしかず。です!

本記事は、赤沼慎太郎発行のメールマガジン『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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