Vol.311 年度末に向けた対策

配信日:2019年2月13日

 

早くも、2月も中旬に差し掛かりましたね。
今月は、1日~10日までマレーシアにいたので、私にとっては、
あっという間に2月の初旬が過ぎてしまった感じです。

 

今日は、来月3月、年度末に向けた決算対策と銀行融資に関するポイントを
お伝えします。

 

まず、決算対策。
3月決算の会社は、そろそろ今期の着地見込みの数字を予測して、
決算対策をして頂きたいと思います。

 

決算対策とは、税金対策ばかりではなく、資金調達の必要な会社は、
しっかりと銀行対策も含めた検討をしてくださいね。

 

このメルマガでも何度もお伝えしていることなので、
耳にタコだという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

まだひと月以上あると思ってボーっとしていてはいけませんよ。

 

決算の締めギリギリに対策しようと思っても、
対応に時間が必要なものもあり、早いタイミングから取り掛からないと、
満足した対策が出来ません。

 

具体的な検討事項としては、例えば、以前にもお伝えしましたが、
貸借対照表に未収入金や立替金、貸付金、未払金といった、いわゆる、
金融機関が嫌う「雑勘定」の金額が大きくなっているようならば、
正しく処理をして減らすことはできないか。そもそも、これらの科目に
すべきなのか。と言ったところを確認することを絶対にしてください。

 

例えば、売掛金でも良いはずなのに「未収入金」にしているケース、
買掛金で良いはずなのに「未払金」にしているケースなどは、
本当に多く見受けます。

 

これらの仕訳は、簿記的には間違っているわけではないのですが、
銀行対策(信用保証協会含む)としては、「未収入金」や「未払金」
という勘定は、「雑勘定」となり、評価を落とす原因となります。

 

税理士さんは、これらの事を意識せずに処理していることが多いので、
顧問税理士さんに理由を説明して相談されることをお勧めします。
必要ならいつでも私にご相談ください。

 

そして、3月と言えば、資金調達を必要とする会社が増える時期でもあります。

 

これも、このメルマガで何度もお伝えしていることですが、
3月、9月、12月は、資金需要が増す時期であり、融資の申し込みが増えます。

 

年度内に資金調達をしたい会社は、早め早めに取引銀行に相談してください。
ギリギリになると、間に合わないという事になりかねません。

 

また、銀行にとっても3月、9月、12月は、決算期、半期決算、年末という節目で
本部から予算達成を強く求められる時期です。

 

予算達成の為、普段よりも積極的に融資実行に取り組むケースもあり、
比較的、融資を受けやすい時期と言われます。

 

ちょっと財務的に融資を受けるのは厳しいかな?と思われる会社でも
この時期なら融資を受けられるというケースもよく見られます。

 

こうした銀行サイドの事情も汲んで、融資申込のタイミングを選ぶことも
上手に資金調達をするコツですので、ぜひ覚えておいてください。

 

もちろん、普段から最適なタイミングで必要な量の融資を受けられるように
良い財務内容にし、定期的に適切な情報開示をして取引銀行と信頼関係を
築いておくということが何よりも大切な事です。

 

私は、いつも顧問先を通して、この大切さ、有効さを強烈に感じています。

 

それでは、次回も宜しくお願い致します。

 

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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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