Vol.303 ドラマ「下町ロケット」を見て

配信日:2018年10月25日

 

私は、普段あまりテレビを見ない方ですが、
朝ドラと大河ドラマはなるべく欠かさずに見ています。

 

今やっている大河ドラマ「西郷どん」、とても面白いです!^^

 

で、最近その大河ドラマの後の9時からTBSの日曜劇場にて放送が始まった
「下町ロケット」も見ています。

 

なので、日曜の夜は忙しいです!(笑)

 

下町ロケットは、2015年にも放送されており、今回はその続編です。
日曜劇場では、昨年に「陸王」が放送され、それ以前にも「半沢直樹」や
「ルーズヴェエルト・ゲーム」など池井戸潤さんの作品が放送されており、
私は結構このビジネス系のドラマが好きなので見ています。

 

顧問先の社長にもこの線のドラマが好きな人が多く、盛り上がります。

 

今回の「下町ロケット」も阿部寛さんが演じる主人公、佃社長は
とても人間くさい、熱い中小企業経営者です。

 

先日は、取引先のメーカーがライバル企業から特許侵害を指摘され、
15億円もの損害賠償を請求され、倒産寸前となるところを
佃社長の経営する佃製作所が出資して救うというストーリーが
描かれていましたが、私は佃製作所に15億円ものキャッシュが
手元にあることに驚きました。

 

佃製作所には、手堅い番頭さんがいるからしっかりと財務管理が
出来ていて、資金を貯めることができていたのですね。素晴らしいです。

 

中小企業に限らず、企業経営においてキャッシュ(手元資金)に余裕を
持つことはとても大切です。

 

以前、老舗企業が重要視するものの共通点は「手元資金(キャッシュ)」だと
聞いたことがあり、とても納得しました。

 

100年以上続く会社は、少なくとも大正時代から続く会社ですが、
そういった会社は今日までに、太平洋戦争という大惨事を経験し、
関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災といった大震災を経験し、
バブル崩壊、アジア通貨危機、リーマンショックといった経済危機を
経験するなど、様々な大ピンチを乗り越えた会社です。

 

このような、危機的なピンチを乗り越えるためには、
やはり手元資金があるかないかが命運を別けると言えます。

 

危機的な状況において、売上が劇的に下がってしまった場合においても
従業員を守る。取引先を守る。家族を守る。事業を継続する。
そのためには、キャッシュがなくては達成できません。

 

そういう事を経験の中でよく知っているから老舗企業は、
手元資金にこだわるのですね。

 

実際、金融機関が取引先企業の財務診断をする際にも「支払余力」は
重要な診断ポイントであり、突発的な事件が発生した場合にも耐えることが
できる余力がある状態にあるかを見極めます。

 

危機的な状況を乗り越える場面ばかりではなく、
事業に投資する為にもキャッシュは必要です。
いざというチャンスの際に、投資できる資金がなければチャンスを失います。

 

下町ロケットの例では、ギアゴースト(出資先)が立ち直るかまだ分からないので、
15億円の使い道として正しいかは、まだ分りませんが、池井戸潤さんの作品は
分りやすい展開が多いので、きっとハッピーエンドとなるでしょう。

 

売上を伸ばし、利益を上げれば手元資金が貯まるわけではありません。
適切な管理と明確な目標設定が必要です。

 

いざという時にしっかり対応できる会社を目指したいですね!

 

それでは、次回も宜しくお願い致します。

 

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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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