Vol.252 桃太郎と浦島太郎、どちらが逆境に強いタイプ?

配信日:2016年5月11日

先日、過去に自分が書いたメルマガの記事を振り返っていたのですが、
面白いものがあったので、改めてご紹介しようと思います。

中身に入る前に一つ質問です。
有名な昔話に「桃太郎」と「浦島太郎」というお話がありますよね。
この桃太郎と浦島太郎のどちらに共感が持てますか?

今回の内容は、桃太郎と浦島太郎のどちらを選ぶかによって面白い判断ができる
という、心理学の専門家の記事を参考に書いたものです。

その心理学者の方によると、どちらを選ぶかによって、その人が極限状態でも
平常心を失わないタイプか、プレッシャーに潰されるタイプかが分かるそうです。

実際に、究極の極限状態で任務を遂行する必要のある宇宙飛行士となる候補者の
選考時にも最終面談でこの質問をするそうです。

この二つの話のストーリーをおさらいしてみますと、
桃太郎のストーリーはご存じの通り、犬、猿、キジをきび団子と引き換えに
仲間にして鬼退治に行くというものですね。

このことから、桃太郎のタイプは、報酬を与えて家来との主従関係の契約を結び、
勧善懲悪というルールの基に鬼退治という目的を達成するという「理」で行動する
タイプと言うことができるとのこと。

一方、浦島太郎は、いじめられているカメを助けて竜宮城に行くという話ですね。
浦島太郎は、「かわいそう」という理由でカメを助け、最後には、開けてはダメと
言われた玉手箱を好奇心に負けて開けてしまうという、いわば、感情で行動する
タイプと言えます。

これらから、桃太郎に共感した人は、「理」で行動するタイプ。
浦島太郎に共感した人は、「情」で動くタイプと判断できるそうです。

ビジネスの世界は、教科書通りに考えれば、事業計画や社内の規律、目的達成
といった面が重んじられるので、桃太郎のように「理」で行動するタイプの方が
向いているように思いますよね。

多くの方がそうだと思うのではないでしょうか。

答えは、どちらが極限状態でも平常心を失わないタイプで
どちらがプレッシャーに潰されるタイプでしょう。

実は、「浦島太郎」と答えた人の方が「桃太郎」を選んだ人よりも
土壇場に強い人材である可能性が高いそうです。

ちょっと意外な感じがしますが、
逆境に陥った時は、「情」で動くタイプの方が圧倒的に強いそうです。

理論的に考える人は、平常時においては、コンスタントに成果を上げますが、
緊急事態となると、理論的思考により逆に早い段階で「もう駄目だ」と
諦めてしまいがちだとのこと。

一方、「情」で行動するタイプの人は、逆境においても、柔軟な思考をし、
簡単に諦めずに粘る傾向にあるようです。

ビジネスの世界でもスポーツの世界でも一流と呼ばれる人の共通点の一つとして
「情緒的共感性」が高いということはポイントのようです。

この情緒的共感性を高めるためには、理屈先行型の思考で物事を早々に諦める
のではなく、固定観念を捨て、柔軟な考えを心がけることが重要だそうですよ。

今の日本の経済状況は、東京オリンピックに向けて上向きになっていると
言われますが、実際の中小企業の経営環境は決して良い状況とも言えません。

また、先日の熊本地方の地震のように天変地異がいつどこで起こるかもわかりません。

逆境においても不屈の精神で乗り越えていくためには、柔軟な考えと対応力に
よって行動していくことが大切なのですね。

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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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