Vol.236 立ち止まって考えることの大切さ

配信日:2015年5月21日

最近、痛切に感じていることですが、自分のことを、もしくは自社のことに
ついて改めてじっくり考えることって結構難しいですよね。

このメルマガでも、何度か「時間に追われゆっくり考える時間が取れない。」
と、愚痴ったことがありますが、多くの経営者の方が同じような状態だと
思います。

私もそうですが、考えているようで深くは考えられていないという状態で、
マグロのように立ち止まったら窒息死するかのように、常に走り続けている
方が多いと思います。

立ち止まっている暇などない。走りながら考える。ということが、
なんとなく正しく、また経営者の美徳であるような印象が強いですが、
実は、走りながら考えることって、目の前の仕事についてだけであり、
本質的な考えはできていません。

でも、走り続けて、目の前の仕事を進めることに満足してしまいます。

私は、コンサルタントとして顧問先の経営改善計画を策定する際は、
5~10ヶ年の計画を作りますが、顧問先の社長は、目の前の仕事に
目を向けつつも、長期的な視野で私とじっくり検討していきます。

その時に、よく社長から
「なかなかこういう時間を作ることができていなかったから良かった。」
というお言葉を頂きますが、多くの社長がそうなのではないでしょうか。

月に1度私が訪問する日までに、次の打ち合わせで深堀することについて、
自分の考えをまとめておかなければならないので、日々の忙しい中でも、
時間を作って改めて自社について考えることをします。
そして私が訪問する日は、ほぼ丸一日、自社の未来について考える時間となります。

こうした時間を強制的にでも作って、考えるということがとっても大切です。

立ち止まることは、恐怖を感じますが、立ち止まって考えなければ
今の状況から抜け出すことはできません。
走り続けている限り、今の延長線を走り続けることになります。

少し先の交差点をどっちに曲がるか、まっすぐ行くかを考えている間に、
交差点に差し掛かり、考えがまとまらないので、そのまま惰性でまっすぐ
走り抜けていく。

こんな感じです。

交差点の前で立ち止まって、どの方向に行くかを熟考する余裕がないと
正しい方向に進むことができません。

そう言う私もコンサルタントという第三者的立場ですと、顧問先のために
こういった時間を作り、一緒に考え、まとめていくことが得意なのですが、
自分自身の事となると話が違ってきます。

私もまさに、立ち止まることに恐怖を感じ、
走り続けていることに満足している状態でした。。。

そこで、顧問先の社長が私とそうしているように、私も月に一度、
第三者と話をする機会を作って、考える時間を作ることを始めました。

月に一度の面談日という、締切に向けて強制的に考える時間を作って、
惰性を断ち切ることをしていこうということです。

まだ始めたばかりで効果はこれからですが、きっと今後の仕事や人生に
生きていくことと思います。

みなさんも自分自身、もしくは自社についてじっくり考えたいと
思っていらしたら、強制的に考える時間を作る仕組みを作ると良いかも
しれませんよ!