Vol.234 最適な決算月とは?

配信日:2015年5月8日

ゴールデンウィークが終わり、仕事モードへ!
・・・と、行きたいとこですが、またすぐに土日になり
なかなか気持ちの切り替えが難しそうですね。。。

さて、5月と言えば多くの会社が決算申告をする月です。

皆さんもご存じの通り、3月が決算という会社は非常に多いです。

しかし、あえて3月決算にしているのか、一般的に年度末が3月だから
という理由で特に考えもなく自社の決算も3月にしているのか。

この違いは大きいです。

たとえば、役所関係は3月で期が締まりますし、大企業の多くも3月決算です。
年度内に仕事を完了させる、もしくは予算を使い切るなどの理由で3月は、
仕事の注文が増える月です。

その影響で、そういったところとお付き合いのある中小企業は、
3月の売上が通常の月よりも跳ね上がるケースが多いでしょう。

つまり、1年の売上のピークが3月である会社は多いはずですが、
このような会社の場合、決算月を3月にするのは、お勧めではありません。

決算に向けて、損益の着地見込を付け、税理士さんとの打ち合わせの中で
税額のおおよその見込みを付けて資金繰りを予定する必要がありますが、
1年の最後の月となる3月の売上見込みがギリギリまでわからないとなると、
決算対策がまったくできません。

多くの場合、このような会社は、売上のコントロールがしにくい状況にあり、
売上がどの程度上がるのかは、取引先次第で3月の売上見込みが読めません。

このような理由から、決算月は、3月に限らず自社の繁忙期と重ならないように
することが基本です。
できれば、期の前半に繁忙期を迎えることができると、対策がしやすくなります。

決算月は、変更することができますので、必要に応じて
決算期変更を検討してみてはいかがでしょうか。

これから創業を考えている方も決算月はきちんと考えて会社を設立してくださいね!

決算対策を軽視してはいけません。
今期の着地がどのようになるのか、十分に税理士さんと検討した上で
決算を組み、次の期を迎えなければ、面倒くさいと言って適当に行ってしまうと、
その決算書がずっとついて回ります。

融資を受ける必要がある場合は、特に資金繰りに直結する問題ですので、
注意してください。

私は、税理士ではないので決算申告手続きはもちろん行いませんが、
財務管理の重要なポイントとして、クライアントの社長と顧問税理士と
一緒に決算対策を行います。

適当な決算をして後から後悔しないためにも、納得のいく対策ができる環境を
作ることは経営上とても大切なことです。