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Vol.275 資金繰り表は足元を照らすライト

配信日:2017年6月6日

 

突然ですが、想像してみてください。
月も出ていない真夜中に街灯もない真っ暗な夜道を歩いているところを。

 

しかも、足元には河原のように大小さまざまな石が転がっていて、
どこにどんな障害物があるかもわからない道を歩いています。

 

どうですか?

 

転ぶのを恐れて、ほとんどまともに歩けない状況を想像しませんか?
足元がまったく見えず、しかもたくさんの障害物がある道ですと、
どんな方でもまともに歩くことができません。
転ばずに走るなんてほぼ不可能ではないでしょうか。

 

実は、資金繰り管理をしていない経営というのは、
まさにこういう状態だと私は思うのです。

 

資金繰り管理をしていない会社は、例えば、今月末に資金をいくら残せるのか、
若しくは足らないのか。という事を予測できていません。

 

うちは、業績好調で資金繰りの心配なんていらない!管理も必要ない!
という社長さんもいらっしゃるかもしれませんね。

 

でも、経営は山あり谷あり、常に好調であるとは限りません。
また、売上が右肩上がりでも資金繰りがついてこない。というケースは、
山ほどあります。

 

そういった状況に備えて、しっかりと準備ができているかどうか
という事が経営においては極めて重要です。

 

人は、経営者に限らず、「不安」が行動に大きく影響します。

 

資金繰りで言えば、おカネの不安が経営者の頭の中を支配すると
前向きな気持ちになれなくなり、負のスパイラルに陥っていきます。

 

しかし、多くの場合、資金繰りの不安は、資金繰り表を作って
管理することで大部分が解消されます。

 

もちろん、資金繰り表を作ったところで、足りないお金は足りない、
管理することで勝手にお金が生まれて解決するという事ではありません。

 

しかし、具体的にいつ、いくら足りないのか。
いつまでは資金ショートの危険性はないのか。

 

これを把握できるだけで、経営者の気持ちはずいぶんと変わります。
先々がおおよそ見えると、それに対する事前の対策を練れるからです。

 

先の例で言えば、あと数メートル先に大きな石が転がっているという事が
分っていれば、安心して歩けます。
あることが分っていれば、その大きな石に躓かないように避けたり、飛び越えたり、
その障害を回避すれば良いのですから。

 

そういった意味では、資金繰り管理は、真っ暗な道で
少し先の足元を照らすライトのような存在だと言えます。

 

実際に、私の関与してきた会社の社長さんは、資金繰り表を作り、
先々の資金繰りがおおよそ把握できることで、無駄な不安がなくなり、
やるべきことが明確になったと口を揃えておっしゃいます。

 

資金繰り表は、足し算と引き算だけしか使わない、
極めてシンプルな資料ですので、難しいものではありません。

 

それなのに、なぜ多くの会社が資金繰り表を作っていないのか。
それは、ただ単に面倒くさいからです。

 

資金繰り管理をしっかりするためには、この面倒臭さを乗り越える
必要があります。

 

面倒を乗り越えさえすれば、非常に使えるツールですので、
ぜひ、面倒臭がらずに取り組んでみてください!

 

資金繰り管理ができれば、必要売上高も明確になり、
社員に伝える目標売上も根拠のある数字になります。

 

今度、主催している経営者向けの勉強会「神田経営勉強会」でも
資金繰り管理に関するセミナーを開催しようかと検討中です。
開催する際は、ぜひお越し頂ければ嬉しいです。

http://actiss.co.jp/jinkeikai/index.html

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本記事は、赤沼慎太郎発行の無料メールマガジン『起業家・経営者のための「使える情報」マガジン』
から記事を一部抜粋したものです。
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